長期優良住宅は100年もつ?長持ちする家に本当に必要なこと

目次

認定だけでは決まらない。
100年先まで考える、長持ちする家づくり。

「長期優良住宅なら、100年間そのまま住み続けられる」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。

「長期優良住宅なら、100年間そのまま住み続けられる」そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。

長期優良住宅は、長く良好な状態で使用するための措置が講じられた、性能の高い住宅です。

実際、国の認定基準では劣化対策について、通常想定される維持管理条件のもとで、
構造躯体を少なくとも100年程度使用できるようにするための措置が求められています。

実際、国の認定基準では劣化対策について、通常想定される維持管理条件のもとで、構造躯体を少なくとも100年程度使用できるようにするための措置が求められています。

ただし、ここで大切なのが、

「長期優良住宅の認定を受ける」ことと、
「実際に100年間、良好な状態で使える」ことは同じではない。

「長期優良住宅の認定を受ける」ことと、「実際に100年間、良好な状態で使える」ことは同じではない。

ということです。

認定を取ることをゴールにするのではなく、その先の暮らしまで考えて、長く使える家をつくること。
今回は、長期優良住宅の制度をひも解きながら、「100年使える家」に本当に必要なことを考えてみます。

01

WHAT IS LONG-LIFE HOUSING?

そもそも「長期優良住宅」とは?


長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられ、所管行政庁から認定を受けた住宅です。

新築住宅では、主に、劣化対策・耐震性・省エネルギー性・維持管理や更新のしやすさ・住戸面積・居住環境・
災害への配慮・維持保全計画などについて認定基準が設けられています。
つまり、単純に「丈夫な家」というだけではありません。

新築住宅では、主に、劣化対策・耐震性・省エネルギー性・維持管理や更新のしやすさ・住戸面積・居住環境・災害への配慮・維持保全計画などについて認定基準が設けられています。つまり、単純に「丈夫な家」というだけではありません。

長く使えることを前提に、建てたあとまで考えられた住宅。

これが長期優良住宅の基本的な考え方です。

02

DOES IT LAST
100 YEARS?

長期優良住宅なら「100年もつ」の?


ここは今回の記事で一番重要なところです。結論から言えば、

認定を取得しただけで、「100年間何もしなくても大丈夫」という意味ではありません。

国の資料にある「少なくとも100年程度」という考え方も、通常想定される維持管理条件のもとで、
構造躯体を使い続けられるよう劣化対策を講じるというものです。

国の資料にある「少なくとも100年程度」という考え方も、通常想定される維持管理条件のもとで、構造躯体を使い続けられるよう劣化対策を講じるというものです。

国土交通省も、施工状態が悪く本来の劣化対策の水準を満たしていない住宅や、維持管理状態の悪い住宅などへ、
その年数をそのまま適用することは適切ではないとしています。

国土交通省も、施工状態が悪く本来の劣化対策の水準を満たしていない住宅や、維持管理状態の悪い住宅などへ、その年数をそのまま適用することは適切ではないとしています。

ですから、長期優良住宅 = 100年の寿命を保証する制度ではなく、
長く使い続けられる住宅をつくるための「基準」と考える方が分かりやすいと思います。

ですから、長期優良住宅 = 100年の寿命を保証する制度ではなく、長く使い続けられる住宅をつくるための「基準」と考える方が分かりやすいと思います。

長期優良住宅なら100年住めますか?

100年の寿命を保証する制度ではありません。長期使用を想定した劣化対策や耐震性、
維持管理などの基準を満たし、認定後も計画的に維持保全していくことが重要です。

100年の寿命を保証する制度ではありません。長期使用を想定した劣化対策や耐震性、維持管理などの基準を満たし、認定後も計画的に維持保全していくことが重要です。

長期優良住宅にすれば、メンテナンスは少なくて済みますか?

いいえ。長期優良住宅も、建てたあとに定期的な点検や必要な補修を行うことが前提です。
長く使えるようにつくることと、良い状態を保つために手入れを続けること。その両方が大切です。

いいえ。長期優良住宅も、建てたあとに定期的な点検や必要な補修を行うことが前提です。長く使えるようにつくることと、良い状態を保つために手入れを続けること。その両方が大切です。

03

WHAT MAKES A
HOME LAST?

家を長持ちさせるために大切なこと


では、実際に家を長く使い続けるためには何が必要なのでしょうか。
すまい環境設計では、大きく3つあると考えています。

では、実際に家を長く使い続けるためには何が必要なのでしょうか。すまい環境設計では、大きく3つあると考えています。

01|構造を傷める「水」を入れない

木造住宅を長く使ううえで、特に注意したいのが水分です。
雨漏りや結露などによって木材が長期間湿った状態になると、腐朽やシロアリ被害など、
構造躯体の劣化につながる可能性があります。

木造住宅を長く使ううえで、特に注意したいのが水分です。雨漏りや結露などによって木材が長期間湿った状態になると、腐朽やシロアリ被害など、構造躯体の劣化につながる可能性があります。

だからこそ、

雨を入れない。
湿気をためない。
濡れても乾きやすくする。

という考え方が重要になります。


02|地震に耐える構造をつくる

家を長く使うには、日常的な劣化だけでなく、地震などによる構造へのダメージも考えなければなりません。
長期優良住宅でも、耐震性は重要な認定項目のひとつです。

家を長く使うには、日常的な劣化だけでなく、地震などによる構造へのダメージも考えなければなりません。長期優良住宅でも、耐震性は重要な認定項目のひとつです。

すまい環境設計では、長く住み継ぐことを前提として、耐震等級3を標準としています。
さらに、建物だけではなく基礎まで含めて構造を検討し、許容応力度計算によって安全性を確認しています。

すまい環境設計では、長く住み継ぐことを前提として、耐震等級3を標準としています。さらに、建物だけではなく基礎まで含めて構造を検討し、許容応力度計算によって安全性を確認しています。


03|シロアリや腐朽から木材を守る

木造住宅では、構造材そのものを劣化させないための対策も欠かせません。
特に完成すると壁の中に隠れてしまう柱・梁・土台などは、あとから簡単に手を入れられる部分ではありません。

木造住宅では、構造材そのものを劣化させないための対策も欠かせません。特に完成すると壁の中に隠れてしまう柱・梁・土台などは、あとから簡単に手を入れられる部分ではありません。

だからこそ、すまい環境設計では新築時に柱・梁・土台までホウ酸による防蟻処理を行っています。
建てたときだけではなく、その先まで構造を守る。
見えなくなる部分だからこそ、最初にどうつくるかを大切にしています。

だからこそ、すまい環境設計では新築時に柱・梁・土台までホウ酸による防蟻処理を行っています。建てたときだけではなく、その先まで構造を守る。見えなくなる部分だからこそ、最初にどうつくるかを大切にしています。

04

BEYOND CERTIFICATION

「認定基準を満たす」と「長持ちする家をつくる」は少し違う


長期優良住宅の認定を取得すること自体が、家づくりの目的ではありません。
もちろん、一定の基準を満たしていることを客観的に確認できる長期優良住宅の制度には、大きな意味があります。

しかし実際の住宅では、
・図面通りに施工されているか。
・雨水が入りにくい納まりになっているか。
・壁の中の湿気を排出できるか。
・シロアリへの対策ができているか。
・完成後に点検・修繕できるか。

こうした一つひとつが、家の寿命に関わります。

基準を満たすことは「スタート」であって、「ゴール」ではない。

すまい環境設計が大切にしているのは、その先です。

05

DESIGN FOR THE FUTURE

100年を考えるなら、「建てたあと」も設計する


100年という時間を考えると、その間に暮らす人も、家族構成も、必要な間取りも変わっていきます。

30年後。
60年後。
そして、その先へ。

構造躯体が長く使えたとしても、暮らしの変化に対応できなければ、建物を使い続けることが難しくなるかもしれません。

そこで、すまい環境設計では、長持ちする構造をつくることと同時に、暮らしに合わせて内部を変えられること
も大切だと考えています。

そこで、すまい環境設計では、長持ちする構造をつくることと同時に、暮らしに合わせて内部を変えられることも大切だと考えています。

STRUCTURE × FLEXIBILITY

丈夫だから残せる。
変えられるから、使い続けられる。

06

DESIGN INTO REALITY

そして、設計したものを現場でつくる


耐震性能を計算する。
防水・防湿を考える。
防蟻対策を考える。

どれだけ設計段階で考えても、それが現場で正しく施工されなければ、本来の性能は発揮できません。

だから、すまい環境設計では設計から施工までを自社で一貫して行います。
設計した人と、現場でつくる人が意図を共有し、完成すると見えなくなる部分まで確認する。

だから、すまい環境設計では設計から施工までを自社で一貫して行います。設計した人と、現場でつくる人が意図を共有し、完成すると見えなくなる部分まで確認する。

「設計した性能」を、「実際のすまいの性能」にする。

長く使い続けられる家をつくるために、欠かせないことだと考えています。

07

BUILT FOR
100 YEARS

「100年使える家」を目指して


長期優良住宅の認定を取得することは、長く使える家を考えるうえで大切なひとつの基準です。

でも、本当に大切なのは認定を取得することそのものではありません。

雨や湿気から構造を守る。
地震に備える。
シロアリや腐朽への対策をする。
暮らしの変化に対応できるようにする。
そして、建てたあとも点検し、必要な手入れを続ける。

雨や湿気から構造を守る。地震に備える。シロアリや腐朽への対策をする。暮らしの変化に対応できるようにする。そして、建てたあとも点検し、必要な手入れを続ける。

そうした一つひとつの積み重ねによって、初めて家は長く使い続けられるものになります。

すまい環境設計が目指しているのは、

3世代、100年。

認定のためではなく、本当に次の世代へ渡していけるすまいをつくること。
設計・施工・維持管理まで、その先の時間を見据えた家づくりを考えています。

認定のためではなく、本当に次の世代へ渡していけるすまいをつくること。設計・施工・維持管理まで、その先の時間を見据えた家づくりを考えています。

これからの暮らしを、一緒に考えるところから。

家づくりは、間取りやデザインを決めることだけではありません。
土地のこと、性能のこと、素材のこと。
そして、これからどんなふうに暮らしたいのか。
すまい環境設計では、設計から施工まで一貫して、
そのご家族と、その土地に合ったすまいを考えます。

これからの暮らしを、
一緒に考えるところから。

家づくりは、間取りやデザインを決めることだけではありません。土地のこと、性能のこと、素材のこと。そして、これからどんなふうに暮らしたいのか。すまい環境設計では、設計から施工まで一貫して、そのご家族と、その土地に合ったすまいを考えます。

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